1 郷土宮崎を良くしよう

 “郷土宮崎を良くしよう”という思想こそ、私が政治を志したときから終始変わらない私の政治理念です。

中央から遠隔にある宮崎は、国の政治政策からも遠い位置にありました。所得の地域間格差は一向に縮まらない、過疎と低所得に悩む農山村は徐々に寂れ、それは確実に国土の崩壊を招いている、古き良き日本の文化は失われつつある、都市と農山村の一体感・連携感は稀薄化しつつある、このままではいけない、これらを何とかしなければいけないという思いが農山村に住む若い私を政治への道へ踏み出させたのです。

発想・着想を変え、地方の目線で、地方に暖かい政治、そして宮崎を素晴らしい田舎に育てるため、私は、これからも政治活動の軸足をしっかりと郷土宮崎に置き、郷土宮崎を良くするために全力を尽くします。

私を今日まで育てて頂いた皆様に対するご恩返しは、いっときも私の心を離れることはありません。

2 地方の目線、弱者の目線
での政治活動

 “郷土宮崎を良くしよう”という私の政治理念は、言い換えれば、地方中心の政治、弱者中心の政治理念です。
長い政治活動を通じて、私は県民が政治に何を望み、何を期待しているのかを肌で感じてきました。汗を流して働く人の姿から、人々を幸せにする政治の大切さをかみ締めました。郷土の隅々を回り、どの地域にどんな政策が必要かもしっかり見つめました。

 私は県議会議員、国会議員時代、常にともすれば軽視されがちな「地方、弱者」に目線を置いて活動してきました。私の著書のタイトル『都市ばかりが日本ではない』もその気持ちを表したものです。
地方を重視することを、地方の利益だけで主張しているのではありません。地方に光を当てることが、そのまま国家国民のためになるのです。日本のために必要なのです。私の信念です。そのことは次の「国土を守っている農山村を国民みんなで支えよう」にも書きました。

地方の目線、社会的・経済的弱者の目線に立つ上杉光弘であることを、私の基本的な政治理念として、愛する郷土と県民の皆様のために心血を注いでいきたいと思っております。